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2013年9月7日土曜日

手計算の為のエクセルの動的な式の構築、其の二

前回の続きです

前回の式の動的構築ではセルをひとつひとつ手作業で参照させる為、対象となる

セルが多くなると非常に手間でした。

今回紹介する方法では参照するセルが複数になっても簡単に動的な式を構築出来る

方法を紹介します。

今回もアドインを使用します。

TEXTCALCと私のホームページにある数式関数のアドインを使用します。


アドインの導入は前回を参考にして下さい。

数式関数の使用ルールはこちらを参考にして下さい。

http://yamasatosato.wix.com/tool#!/c1y59

使用はフリーです。



では式の構築方法を説明します。


エクセルのA1のセルにa

A2にb

A3にc

A4にd

A5にeと入力して下さい。


B3のセルにa*b

B6にc*d+eと入力。


C3のセルに=sushiki(b3,a1:a5,d1:d5)

C6に=sushiki(b6,a1:a5,d1:d5)と入力。


D1のセルに13

D2に3

D4に10

D5に1と入力


D3のセルに=textcalc(c3)

D6のセルに=textcalc(c6)と入力して下さい。


セルの入力を表示するとこんな感じです。














そうしますとc3のセルにa*bの式13*3、その答え36がD3に

C6のセルにc*d+eの式36*10+1、その答え361がD6に表示されたかと思います。


下記の様になれば成功です。














前回の&で文字列を継ぐ方法より簡単に式を構築出来たかと思います。

A1~A5の頭文字をインデックスにB3,B6,C3,C6に式を構築、D1~D6にインプットと

答えが配置されるってイメージです。

D1,D2,D4,D5の数字を修正すると連動して式と答えが修正されますので試して

みて下さい。

この方法は手計算の計算書を作ることに強力な支援になるかと思いますので

ご利用してみてください。

応用して複雑な計算式も下記の様に式を入力するだけで計算できます。




もっと複雑なシートの作成例としてホームページで

屋内運動場の耐震診断シートがダウンロード出来ますので参考にしてみて下さい。

http://yamasatosato.wix.com/tool#!sushiki/c13j0


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