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2013年9月5日木曜日

手計算の為のエクセルの動的な式の構築、其の一

エクセルで動的に計算式を構成し自動で答えを得る方法です。

手計算でシートを作る場合、変更が生じる度に式を修正していると大変です。

入力したセルに連動して式も修正し、その答えも連動して自動算出する方法を

提案します。

アドインとしてTEXTCALCを使用します。

下記ダウンロードして頂いてアドインをエクセルに登録して下さい。

http://homepage3.nifty.com/peace/textcalc/textcalc.htm

アドインの登録方法

EXCEL 2007場合

 C:\Program Files\Microsoft Office\Office12\LibraryのフォルダにTEXTCALC.xlaを入れる。




EXCELのオプションを選択して




アドインの中にテキストカルクが存在することを確認して設定をクリック





TEXTCALにチェックを入れてOKでアドインが導入出来ます。


アドインが導入出来たか試しにセルに入力してみます。

A1のセルに12*3と入力してみます。

A2のセルに=textcalc(A1)と入力してみます。

A2のセルに12*3の答え36が入ったら成功です。




A1のセルを修正すると連動してA2のセルに答えを返します。


13*3=39

無事アドインが導入できたら次に移ります。


セルを参照しながら式を構成します。

TEXCALCは先程試した様に文字列を自動で計算します。

セルを参照した文字列を構成する方法は文字列の連結を使用します。

A1のセルに12、A2のセルに3を入力します。

A3のセルに=A1&"*"&A2と入力します。

そうしますとA3のセルに12*3と表示されると思います。


式の意味を説明します。

セルの参照と文字列は&で接続出来ます。

そして""で囲むことでその中の文字は文字列として取り扱われます。

この場合*が文字列として取り扱われます。

つまりこの式でA1のセルの中身、*、A2のセルの中身といった順番の組み合わせ

が構成されたことになります。

おさらいしますと


&でつなぐ、文字は""で囲む


ってことを覚えてもらうとよろしいかと思います。

この組み合わせを利用していけばセルの修正に合わせて動的に式と

答えを導き出すシートが作れるかと思います。

ちなみにA4のセルに=textclc(A3)と入力しますとA4のセルに答えを出力できる様になります。

また試しにA1のセルを修正すると連動してA3、A4のセルも修正されますので

試してみて下さい。

このセル参照と接続を応用して計算シートを作ってもいいのですが参照する

セルが増えすぎるとかなりな骨のある作業となってしまいます。

次回はもっと簡単な方法でセルを参照した計算式を構成する方法を提案します。



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